テフロン®処理防塵固化材技術資料
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- 1 - 1. テフロンⓇ処理防塵固化材の概要 1-1 土質安定材の発塵による環境問題について セメントや石灰などの土質安定材を浅層混合処理工法などの施工現場で使用した場合、以下の作業で粉塵が発生します。 ① 土質安定材(粉体)の散布時 ② 散布した土質安定材(粉体)と改良対象土の攪拌混合時 ③ 散布した土質安定材上を重機が走行する時 施工現場周辺に「市街地、商店街」、「果樹園、菜園、茶畑、養魚地」、あるいは自動車のモータープールなどがある場合、発塵が問題となることがあります。 1-2 テフロンⓇ処理防塵固化材とは テフロンⓇ処理防塵固化材は、テフロンⓇふっ素樹脂(デュポン社の登録商標、四フッ化エチレン樹脂)を超微細繊維化し、粉体状または粉粒体状の土質安定材に均一に分散させ、粉塵の発生を抑制した固化材です。 写真-1 固化材粒子間に形成したテフロンⓇふっ素樹脂の繊維 1-3 発塵を防ぐテフロンⓇふっ素樹脂とは 1938年、米国デュポン社の研究室でR.J.Plunkett博士によってテフロンⓇPTFEが発見されました。この高機能・多機能樹脂は、はじめ米国において軍需産業の重要なシ-ル材として使用されましたが、第二次大戦後、民間産業に取り入れられ、今日の工業発展に大きな役割を果たしました。化学、電気、電子、機械、建設・建築、食品の各分野はもちろん近年は環境・安全性、高機能性のニーズにこたえて、半導体、自動車、OA機器から厨房機器、医療機器、レジャー用具と既に発見されてから半世紀以上が経た今日においても、

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