テフロン®処理防塵固化材技術資料
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- 4 - 1-7 他の防塵技術との比較 (1) 従来の防塵技術との比較 従来、土質安定材の防塵を要する場合には、湿潤消石灰、スラリー状固化材、ペレット状固化材などが用いられています。表-3に、従来の防塵技術とテフロンⓇ処理防塵技術との比較を行った結果を示します。 表-3 従来の防塵技術との比較 材料 特徴 湿潤石灰 防塵機構 ・消石灰に20%程度の水を加え湿潤化したもの 施 工 法 ・通常の消石灰と同様にして施工を行う 問 題 点 ・消石灰しか防塵できない ・対象土の多くは高含水比であり、さらに水分加わるため発現強度が低下することがある スラリー化 防塵機構 ・土質安定材と水とを1:1程度に混合し液状にしたもの ・生石灰は不可 施 工 法 ・現場仮設プラントで製造し混合機械にポンプ圧送する (生コン工場などで製造、ミキサ車で運搬することもある) 問 題 点 ・プラントを仮設する必要があるため、ある程度の施工規模でないと経済性が劣る ・処理土の含水比が高くなるため、土質安定材の添加量が多くなる ペレット状固化材 防塵機構 ・セメントと生石灰の混合物を圧縮造粒したもの ・製造時の調合により成分比は変えられる 施 工 法 ・粒状生石灰に準じて施工を行う 問 題 点 ・運搬時にペレットの一部破砕あるいは生石灰成分の吸湿による自己崩壊により、若干発熱することがある ・ペレット状であるため、必須成分として含有する生石灰の水和反応を待って2次混合を行う必要がある ・2次混合時に消化した石灰の発塵がみられる テフロンⓇ処理防塵固化材 防塵機構 ・テフロンⓇふっ素樹脂の超微細繊維によって土質安定材の粒子を拘束 施 工 法 ・粉末状または粉粒状であり、通常の土質安定材と同様の方法で使用できる メリット ・セメント系、消石灰、生石灰系いずれの土質安定材に適用が可能 ・水分を含まないため、対象土の含水比を高めることはなく、添加量も原材料と同等である ・スラリー製造プラントなどを仮設する必要がない

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