ふっ素樹脂 PTFE処理防塵固化材 技術資料(令和5年10月改訂版)
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(3) 発塵試験と飛散試験との相関 表-8、図-3は、防塵性能を調整した各種の試料について、発塵試験および飛散試験を実施した結果を示したものです。この結果から両試験値には明らかな相関関係、すなわち落下によって発塵しやすいものは風によっても飛散しやすいことが分かります。 発塵試験と飛散試験に明らかな相関関係があることから、ふっ素樹脂 PTFE処理防塵固化材製品の品質管理、及び防塵性能の評価には、飛散試験よりも簡易に測定できる発塵試験を採用しています。 No. 落下発塵量 (CPM) 228.0 190.0 1 2 3 29.0 4 5 46.0 17.0 6 1.2 7 8 2.0 セメント系 飛散抵抗値 (%) 61 67 73 77 78 92 94 - - 表-8 発塵試験結果と飛散試験結果の関係 図-4 発塵試験結果と飛散試験結果の関係 - 11 - 消石灰系 落下発塵量 飛散抵抗値 (CPM) 429.0 627.0 (%) 50 55 113.0 59 301.0 17.0 63 67 16.0 73 33.0 3.0 77 82 生石灰系 落下発塵量 (CPM) 108.0 35.0 8.5 3.5 1.0 15.0 1.5 1.0 飛散抵抗値 (%) 65 71 78 79 81 83 86 86

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